あの日 気持ちの整理をしたはずだった
やっと君のことを過去の事として受け入れられると思った
この暗闇から抜け出せると思った
けれど まだダメみたいだ・・・
いつになったら 僕は過去の事として受け入れられるようになるのかな

君を失った日 僕は僕の過去を忘れた
たくさんあったはずの思い出が僕にはない
みんなが懐かしがって昔の話をはじめても 僕にはわからない
それは君を失った時 僕が望んだこと
君を失って 僕はもうなにもいらないと思った
君がいなくなったのは 僕のせい
そんな自分なんていらないとも思った
君を失ったことも自分のこともいっそ何もかも忘れてしまいたかった
それでも 君を失った事は忘れなかった
そして十数年たった今でも 君の事は忘れていない・・・

君を失って苦しくて悲しかった事は 覚えている
楽しかった事や嬉しかった事は忘れてしまったのに
それだけ僕は 君の事を忘れたくなかったのかな
こんなに苦しいのに わからないよ・・・

君が忘れられなくて
眠れない夜が幾夜も過ぎる
苦しくて悲しくて涙があふれてきて止まらない
この苦しみこの悲しみから抜け出したい僕と
それでも君の事を忘れたくない僕がいる
忘れたくないけれど この暗闇からは抜け出したい
過去の事として受け入れることは忘れることではないから
けれど 忘れられなくて苦しくて悲しくて眠れないなら
いっそ何も考えられないぐらい無茶苦茶にしてほしい

こんなことを考えてしまう自分がイヤ・・・